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六花会の発足について

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六花会の発足について

 昭和49年春、二十日会(毎月20日に開催されている早大OBによる昼食会で、会食後政治、経済に関する講演を聴く会)の終了後、故水野敏行氏(元電気化学工業社長、大正12応化卒)、故大友恒夫氏(秩父セメント社長・昭和14応化卒)、故神谷龍氏(鹿島建設顧問、昭和8建設卒)の方々が当日出席していた理工学部出身の会員に対し、理工学部出身者による、二十日会の会合を新設したらどうかという提案がなされた。

当時、理工学部卒業生は既に3万5千人を超え、広く産業界に活躍しており、各科別の縦の連絡や会合はかなり密に行われているが、横、つまり各科相互間の連絡機能は充分とはいえなかった。特に技術革新が急速に進む中では、各科出身者相互の情報交換、協力は急務であるとの判断から提案がなされたものである。

出身者全員の賛同を得て話は具体化し、昭和15年卒の会員を中心に、早急に各科15名程度の発起人を集めることになり、その氏名が決まり次第会合を持つことを約した。

昭和49年6月26日夕刻、前記大友氏の呼び掛けにより、工業クラブで世話人会が開催され、下記事項の申合せが行われた。

1)発起人名簿に基づき、全員を世話人に委嘱し、発起人会を早急に開催する。

2)発起人は下記の要領で開催する。

① 日 時 : 9月5日 午後5時30分

② 場 所 : 日本工業クラブ

③ 会 費 : 3,000円

④ 議 事

イ)会成立の決定確認

ロ)会則の承認

ハ)世話人、世話人代表の選任

世話人 機 械 荒 尾(昭15)

電 気 内古閑(昭08)、中 山(昭15)

応 化 水 野(大12)、大 友(昭14)

採 冶 景 山(昭15)

建 築 神 谷(昭08)、越 山(昭15)

工 経 福 田(昭15)、戸 田(昭17)

世話人代表  水 野

⑤ 会の名称:「六花会」(6科になぞられる)とする。

その他案として、「四季会」「稲技懇談会(TEC)」などがあった。

⑥ 会則案を作成する。

⑦ 会合は年4~5回程度行う。

⑧ 新入会員(発起人以外の入会申し込み者)については別途協議する。

9月5日には上記世話人会の取決め通り発起人会が開催され、六花会の第一回の会合となった。第二回目の会合から現在のスタイルになり、11月6日(水)正午より、元清水建設専務・越山氏(昭15)による、題して「“迎賓館”について」の講演が行われた。

追記;

○六花会発足当時の記録、資料は、事務局が景山氏(元世話人・昭15採冶)から引き継いで保管しております。

○当初、事務局を持つ案もありましたが、経費の点で取り止め、オーナー社長の会社で引き受けていただいております。

第一回目は秩父セメントが引き受けられ、続いて日本重化、戸田建設・コーセー・佐藤工業・昭電・ミクニ総業・國分電機・三國機械工業・浅村内外特許事務所と引き継がれ、平成17年からは株式会社広信社にお願いし、その後平成26年からは株式会社オリオネット・テクノロジーにお願いしております。

以 上

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